Nikon Fがやってきた。
Fマウントのフィルムカメラはニコマートを持っていたが、なかなか自分の手に合わなかったので、それを口実に購入した。
光学マーク付きの前期型、なぜかフォトミックFTnファインダーがついて13kだった。この時期のFに着くっけ?
外見に相応のヤレはあれど、中身はスロー不良のみ。これも簡易的な注油で解決。それ以外は快調でフラッグシップは伊達じゃないなと。
伝説とか逸話も沢山あるけどもネットでちょっと検索すれば見つかるのでめんどくさいし書かない。
ニコマートと比較して感じたことは、
- シャッターのタイムラグが感じられない
うちのニコマートはジャンクだったためかミラーボックス周辺に注油してもラグの完全な解決にならなかった。買い替えの一番の理由。
完全にO/Hされている個体なら問題ないのかも。 - いつもの場所にシャッターダイアルがある
ただ、フォトミックファインダーのために人差し指一本で回すことはできない。
ニコマートよりは回しやすいのでよし(主観)。
といった感じ。
その他、機械式一眼レフなのにシャッター音が静かだということと、巻き上げレバーが思ったより華奢だと感じた。
シャッター音に関してはミラーアップさせるとレンジファインダー並みの音になるためレンジファインダーベースだったことを感じさせる。
巻き上げレバーはガタもあってなかなか不安に感じる。まず壊れないとは思うが。
以下、作例。すべてnikkor auto 50mm F1.4で撮影。
このレンズ、前玉がめちゃくちゃで後玉にめちゃくちゃ大きなカビもあるのにこれだけ写る。しかも0.5kで買えたので本当に凄い。
以上。
次回はこのレンズの話でもできたら…